砂糖税と虫歯

砂糖を多く含む飲み物に税をかけるいわゆる「砂糖税」の導入をタイで今年の9月の税改正で決定するというニュースがあったそうです

「砂糖税」という言葉を聞いたことがありますか?

わたしは初めて聞きました!!

この「砂糖税」は日本ではまだ馴染がないと思いますが、実は多くの欧米諸国では導入されていたり、導入が予定されていたりするそうです

馴染があるものだと酒税やタバコ税のようなものですね~

2018年にはイギリスでも導入されることが決まっているそうです

 

この砂糖税が導入されるようになった一番の目的は「肥満防止」のためだそうです

歯科からみると「虫歯予防」にも効果大で歯に限らず「お口の中の環境改善」「全身疾患」にも影響がでてきます

砂糖というと、「サトウキビ」からできていてそんなに身体に悪いものではないんじゃないかな?と感じるかもしれませんが、それは誤解です

 

白砂糖の害という話を聞いたことありますか?

砂糖とくに「精製された白砂糖」は身体への悪影響が明らかにされているのです

砂糖の原料となる植物(代表的なものでサトウキビで例えると…)には、もともとはビタミンやミネラルなどが含まれています

しかし、科学的に精製される過程でこのビタミンやミネラルはほぼ失われま

私たちの馴染の「白砂糖」となった段階では、すでに自然界には存在しない不自然な化学物質となってしまっているのです

白砂糖は体だけでなく、メンタルにも悪影響を与えるとイギリスの研究者が発表しています

 

さらに、砂糖は虫歯菌の大好物です

虫歯をつくる原因菌のミュータンス菌は砂糖が大好きです

砂糖がやっかいなのは、依存性があることです

一度砂糖の味を覚えてしまうと、それを求め続けるようになってしまいます

 

「甘いもの食べたいなー!」という時ありますよね

大人でも誘惑に負けてついつい甘い物に手が伸びてしまう事もあります

自分でコントロールすることがむずかしい子どもは、いくら「体に良くないから」と言ってもなかなか理解させるのはむつかしいですね

 

私は、砂糖は虫歯の大好物だということを歯科衛生士の学校で習い、それ以来アメを舐めることをやめました

甘いものは好きな方なのでお菓子を食べたりすることはありますが

食べる時間帯や頻度、どんなお菓子を食べるかをなるべく気をつけるようにはしています

 

将来、自分の子供ができたときも気にかけてあげたいなとは思いますが

お友達と一緒のものが食べたかったり、イベントだったりいろんなタイミングがあるので

ふだん食べるものは可能な限り気をつけてあげたいなと思います

 

♦︎歯科衛生士として虫歯予防につながるポイントは

①だらだら食べ(飲み)をしない

おやつの時間を決めたり、ふだん持ち歩く飲み物はお茶やお水にしましょう

②寝る2時間前までに食事をする

寝ているときは唾液が減り、口の中の菌が増えます

さらに食後は口の中が酸性環境になり虫歯になりやすくなるため食べてすぐ寝ることはさけましょう

③夜は念入りにハミガキ

②にもありますが、寝ているときは唾液が減ることで口の中の菌が増えるため、寝る前にしっかりハミガキをして汚れを落とすことで菌の増殖がしにくくなります

ハミガキにプラスしてフロスや歯間ブラシをすることがオススメで

④甘いものが食べたいときはキシリトール入りのもの

代用甘味料のキシリトールは虫歯菌のエサにならないだけでなく、虫歯菌を減らす役割もあります

(キシリトールはお料理にはなかなか使いにくいのでそういった際はきび砂糖やてんさい糖などを使う方が体にもいいそうです)

 

口の中はなかなか自分ではみえないので定期的に検診で確認していきましょう!

 

 
歯科衛生士  佐合