こどもの乳歯の歯並びが悪いけれど どうしたらいいのだろうか?

 

 

最近よく聞かれる質問ですが、ガタガタとなるような歯並びが悪くなる原因は、顎が正常に発育していないからです。そのため狭いスペースに正常な数の歯が生えようとすれば当然窮屈となりデコボコになってしまうのです。

では顎が正常に成長しない原因こそが、根本的に歯並びを悪くする原因であり、それは口呼吸と飲み込みが上手く出来ないことが原因なのです。

この飲み込みが上手く出来ないというのは、舌低位であることが問題で、本来舌は口蓋に当たるくらいの位置がいいのですが、舌が低い位置にあると、後方は気道があるため、必然的に前に持っていこうとします。そして上の前歯に触るようになると上の前歯は、出っ歯のように前に出てしまうのです。また、舌が上手く使えないと、飲み込む時に口の周りの筋肉も使って飲み込みます。よく人は1日に2000回飲み込むと言われていますので、そんな多くの回数を口の周りの筋肉を使うと発達し、下の前歯を押してしまうようになるのです。その為、下の前歯の歯並びが悪くなり易いのです。

また開咬と呼ばれる 前歯が噛んでいない状態の悪い歯並びは、口呼吸で、奥歯で咬んでいない状態で、舌が上下の前歯を押してしまい、上下の前歯の間に舌が挟まる癖があると隙間が徐々に開いてしまうのです。

このように子供の乳歯の歯並びが悪く、治したいと思った場合、歯並びだけを治すのではなく、口呼吸や舌や口の周りの筋肉の悪い癖を、トレーニングやマイオブレースと呼ばれる矯正装置などで治すことで、悪い癖を改善させ、顎を正常に発育させ、悪い歯並びをよくするMRCと呼ばれる筋機能矯正により治すことが出来ます

 

ただMRCと呼ばれる矯正治療は、5才から8歳くらいの年齢までのあごが成長する時期が適しているため、永久歯が生えそろう時期には顎の成長が終わるため適さなくなります。そのため、永久歯が生えそろったあとでは、一般的な矯正歯科で行われている、一部の歯を抜歯して間引きしたりなどの大人の矯正治療と同じ矯正方法となってしまうのです。気になる方は 早めに相談ください