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みなさんこんにちわ。
可児市、多治見市、土岐市、八百津町から近い御嵩町の歯科医院ただこし歯科クリニックの井口です。
「知覚過敏」ってお聞きになられたことはあるでしょうか？
虫歯でもないのに歯がしみて痛いという症状の多くが知覚過敏と考えられます。冷たいビールやアイス、かき氷、あるいは酸味の強いものなどを食べるとしみる、
また歯ブラシの毛先が触れると痛むというかた、おられるのではないでしょうか？
知覚過敏は、正式には象牙質知覚過敏と呼ばれます。
歯は頭の部分はエナメル質という非常に固い素材で覆われ、次に象牙質、そして神経が通っています。
ところが根の表面にはエナメル質がないため、歯根が歯ぐきから露出すると
象牙質に様々な刺激が直接伝わり、それが歯の神経まで届いてしみるのです。
象牙質には無数の小さな穴が開いており、これが刺激の伝達にかかわってきます。
原因は？
知覚過敏の原因は様々です。
歯根の表面が露出していても知覚過敏が必ずおこるわけではありません。
象牙細管の穴が自然とふさがって刺激が伝わりにくくなればしみないのです。
ところが次のような場合は知覚過敏を起こしやすくする可能性があります。
１ 露出した歯根がプラークで汚れている
２ 露出した歯根を歯ブラシで強く磨く、あるいは歯磨き粉の研磨剤で傷つける
３ 歯ぎしりやくしばりで過剰な力がかかり歯根の表面が割れる、はがれる
しみなくするには・・・・
知覚過敏の治療は原因をできるだけなくして刺激を伝えにくくすることです。
軽症から重症まで段階を追って治療が行われます。
自己流の歯磨き歯や磨き剤選びが間違っている危険性があります。
ぜひ歯医者でアドバイスを受けることをお薦めします。
なお、歯ぎしりや食いしばりがあるかたはそれが知覚過敏と関連しているかを歯科医で診てもらうといいでしょう。
必要に応じて歯ぎしりから歯を守るナイトガードなどを使用します。
お気軽にお声かけください。
