食中毒にならない(なりにくくする)方法教えます?!=DH渡辺=

みなさんこんにちは歯科衛生士の渡辺です。

先日ネットニュースを見ていたらこんなニュースが飛び込んできました。

「園児87人 仕出し弁当で食中毒 10人が入院!」http://www.yomiuri.co.jp/national/20170930-OYT1T50004.html

何でも 愛知県岡崎市で29日に仕出し弁当を食べた3~6歳の園児87人が下痢や腹痛、嘔吐おうとなどを訴え。そのうち10人は入院したと言う事でしたが

いずれも回復に向かっていると聞き安堵しましたが。昼食に出た仕出し弁当からサルモネラ属菌が検出されたと発表されました。

さて ここで同じ仕出し弁当を食べた同年齢のお子さんの中でも
中毒が発生したお子さんと 中毒を起こさなかったお子さんがいます。
確かに 仕出し弁当を提供した食品会社衛生的に問題もあったことは事実だったと思いますが・・・・
なぜ 中毒を起こさなかった子と起こした子のターニングポイントは何だったのか!歯科の観点から導き出されたヒントは?!
これです!!
それは、「咀嚼」です、「しっかり物を噛んで食べる」
それも れっきとした「食中毒予防」なんです!(^▽^)
 
ある偉大な歯科医師から私が教わった事それは
 
あなたは、ある場所 炎天下の中 さまよっています。
喉もカラカラしかし 水もありません。
しばらく彷徨っていると そこに きれいとは言えない水たまりがありました。
それは見るからに汚く汚染されている水かも知れない そんな汚い水たまりです。
そこであなたに問題です。
あなたはその水を飲みますか?
 
そんな問いかけを投げかけられました。
 
私はその答えがわからず苦戦していました。
その先生の答えはこうでした。
100%の正解はありませんよ しかし 炎天下で水も無いままもがき苦しむのも命が危ない そこで一か八かその汚染された水をリスクを承知で飲む時は水をよ~く噛んで噛んで唾液を絡めてから飲む様にする事が
汚染水から少しでも体を守る方法に成る。
これが偉大な先生の回答でした。
先生はあわせて コップ1杯のコレラ菌に胃酸を1滴落とすだけでコレラ菌が殺菌されてしまう。
でも 胃酸の働きを胃に入った食物に行き渡らせるためには
「しっかり噛んで唾液と食物を絡めておく必要があるんです。」と
①実験で肉を1回しか噛まずに 胃酸に見立てた液体をビーカー入れた液体に浸し数分置く。
②もう一つの胃酸に見立てた液体をビーカーに入れ その中に数回咀嚼した肉を浸す。
結果 数回噛んで浸した肉は数分後跡形もなくなり溶けていたのに対し1回しか噛んでいない方は 原型をとどめていた。
ですから「あまり噛まずに食べていると 食中毒のリスクも高くなる」と言われています。
これから季節は涼しくなりますが、今は1年中暖房などで温かいので やはり食中毒にもいつも気を配る必要がある時代と言えるでしょう。
あわせて「よく噛む」と言う事は 食物の栄養素を12文に得る事にも繋がります。皆さんよく噛んで食事をするように出来ると明日の健康に繋がると思います。
Dr岡崎の「おもしろ歯学」参照
 
 
ページの先頭へ戻る