アルツハイマー型認知症と歯周病について

みなさんこんにちは。 可児市、多治見市、土岐市、八百津町から近い御嵩町の歯科医院(歯医者)ただこし歯科クリニックの千藤です。今年もあっという間に終わりましたが皆さんはどんな一年でしたか?

今回は認知症と歯周病の関係性についてお話したいと思います。みなさんはアルツハイマー

という言葉を一度は聞いたことがあると思います。現在認知症と診断されている高齢者の人

口は約15%にもあたります。そして放っておけば5年以内に認知症を発症する予備軍(軽度認

知障害MCI)の人たちは約400万人もいることがわかっています。アルツハイマー型認知症の

主な原因は今現在完全には解明されていませんが、β-アミロイドという神経毒が脳内に蓄積

されて脳細胞を壊していくのではないかというのが有力視されています。認知症になったら

元の状態に回復することはないといわれています。そのためにはできるだけ予防を心がけ、

もし発症しても早期に発見して治療していくことが非常に大事ということです。

認知症は加齢に伴って起こりやすい病気ですが、年のせいだけではありません。アルツハイ

マーは病気が始まってから10~20年経ってから発症する場合もあります。

認知症も生活習慣病の一つで若いころにどのような生活をしてきたかが発病に大きく関係してきます。

そして最近ではアルツハイマー型認知症も歯周病によって促進されているのではないかとい

うこと研究が進んでいます。アルツハイマーが発症する前後に歯周病菌のPg菌やTd菌に対す

る血清抗体の量が増えていることも報告されています。アルツハイマーの患者さんに歯周病

菌の抗体が増えているということは歯周病菌がアルツハイマーの発症になんらかの形で関

わっている可能性があるということです。

認知症の発症にも歯周病は危険に拍車をかけているかもしれません。そのためにもしっかり

と毎日の歯磨きを大切にしていきましょう。

 

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