歯石を取らないとどうなるの?

こんにちは(^_^)!歯科衛生士の加藤です。

今年1年もあっという間に過ぎ、明日からまた新しい1年が始まりますね。仕事もプライベートも全力で頑張りたいと思います!

今日は、歯石を取らずにそのままにしておくと、お口の中でどんな悪いことが起こるのかお話をします。

まず、歯石がどのように作られるのか説明します。歯石は食べかすなどが固まって出来るわけではありません。実は、プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が唾液の成分で少しずつ石灰化され歯肉と歯の境目や歯と歯の間に沈着して歯石となります。歯の表面がザラザラしていたり歯ブラシの届きにくい場所は磨き残しが出るため歯石が作られやすくなります。歯磨きをしっかりと行えばその分歯石は出来にくくなります。

では、歯石が溜まるとどうなってしまうのでしょうか。その代表的な例として歯周病があります。歯周病は歯肉が炎症を起こし歯を支えている周りの骨が溶けてしまい、やがて歯が抜けてしまうという怖い病気です。歯石自体が直接歯周病を招くわけではありませんが、歯石があることで細菌が増殖しやすい場所を提供してしまうのです。

次に口臭です。歯石があることでさらに汚れがつきやすくなります。溜まったプラーク(歯垢)は発酵しガスを発生させるため口臭の原因になります。

たかが歯石と思っている方もみえるかもしれませんが、歯石を放置しておくことは本当によくありません。歯科医院に通い定期的に歯石を取ってもらうことをお勧めします。特殊な機械を使って、歯肉の上の歯石であれば簡単に取ることができます。しかし歯肉の中にまで歯石が付いてしまっている場合は歯肉の中の歯石もしっかりと取ってあげる必要があります。

少しでも歯石を付きにくくするために毎日の歯磨きに加えフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使うことをお勧めします!毎日使うのが大変で、、という方は2日・3日に1回から始めてみて徐々に頻度を増やしていくといいと思います。フロス(糸ようじ)の通し方使い方、ご自身に合った歯間ブラシの大きさなど、他にも気になることや聞いてみたいこと何でもお気軽にお声かけください。虫歯や歯周病の予防・進行を遅らせるために一緒に頑張りましょう(^_^)!

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