くさび状欠損とは

みなさんこんにちは。可児市、多治見市、土岐市、八百津町から近い御嵩町の歯科医院ただこし歯科クリニックの上野です。

 

現在ただこし歯科クリニックでは12月30日から年末年始のお休みを頂いております。

1月5日より通常通り診療を行いますのでよろしくお願いします。

 

さて、今日は虫歯以外の歯の疾患である、くさび状欠損についてお話しします。

くさび状欠損とは、歯頸部、歯と歯茎の間に生じるくさびのような形で歯が欠けてしまっている状態のことを言います。

 

これは虫歯に次いで多い歯の硬組織疾患です。

 

くさび状欠損は摩耗症の一形態として捉えられており、歯と歯以外のものとの接触による機械的な作用によって歯面かま徐々に摩耗し、歯に表在性の実質欠損が生じる状態です。

その原因は歯ブラシと歯磨剤の不正使用が主な原因であり、歯ブラシの横磨きで過度の力が加わることにより生じると考えられてきました。

一方では咬合力、噛み合わせの力が強いことが歯頸部欠損に大きな影響を与えていることも原因であるとも言われています。

くさび状欠損を有する者の割合は年齢とともに増加しており、歯の種類としては犬歯や小臼歯に多く見られます。

また歯ブラシとの関連でみると、右手で歯ブラシを持って歯磨きをする人は左側の歯に、左手で歯ブラシを持って歯磨きする人は右側の歯に強く見られる傾向にあるそうです。

またくさび状欠損を有する人の咬合面はよりすり減っている傾向にあり、咬合力が関与していることがわかります。

くさび状欠損の表面は虫歯のようにボソボソとした感じではなく、滑沢であることから虫歯との鑑別が出来ます。

くさび状欠損が有ると表面のエナメル質が剥がれていることになるので、象牙質知覚過敏症を併発していることが多々あります。

また、放置することで虫歯にもなりやすくなります。

処置の方法としては虫歯の治療と同じように、コンポジットレジンというプラスチックで埋める方法を行います。

ただ、埋めたとしても元々強い咬合力や、間違った歯磨きの仕方をしていてはまたコンポジットレジンごと欠けてしまうことがあります。

正しい歯磨きを覚え、咬合力が強い場合はナイトガードを装着するなどし、原因をなくすことをしていかなくてはいけません。

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